ビバン模型製作所は、なぜNjゲージに軌間6.5mm(Zゲージ)を採用したのか?

実車:
実物のレール・車輪寸法を忠実に150で割ったものを描いています。→
NゲージとNjゲージ:
市販されている最厚中空車輪1.85mm厚で描いています。↓
    実車(軌間7.113mm)
 
Nゲージ(軌間9mm) Njゲージ(軌間7.113mm) Njゲージ(軌間6.5mm)

軌間1067mmの鉄道では、1067÷150=7.113mmです。
本当のNjゲージは7.113mm軌間でなくてはいけません。

しかし、上の図をご覧下さい。
Nゲージが実車の雰囲気から逸脱しているのは一目瞭然ですが、
注目は、軌間7.113mmと軌間6.5mmの印象がほとんど変わらないということです。
鉄道模型の車輪・レールは走行実用性を考えて大きく・太く作られており、軌間7.113mmと軌間6.5mmでは車輪やレールの厚みで両者の印象が変わらないのです。

以下、市販模型車輪・模型レールの比較表です。
軌間7.1mmは製品がないので、市販車輪・レールで製作した場合の寸法を記しています。
寸法にばらつきがあるのは、模型各社の市販品寸法に差があるためです。

比較表(mm)
実車寸法÷150 Njゲージ
軌間6.5
ビバン採用
Njゲージ
軌間7.1
ファイン
軌間 7.1 6.5 7.1
レール踏面幅 約0.433
(50Nレール)
0.482〜0.8 0.482〜0.8
レール踏面両外幅 約7.98 7.5〜8.16 8.1〜8.9
車輪の厚み 約0.83 1.3〜1.85 1.3〜1.85
車輪両外幅 約8.27 8.15〜8.95 8.7〜9.45

※車輪厚1.3mmは弊所の[VP002]1.3mm厚車輪です(オンラインショップへリンクします)


軌間7.1mm(表中赤文字)より、軌間6.5mm(表中青文字)方が、実車寸法に近い値となっていることが分かります。


 KATO製キハ283系Njゲージ改軌品


 KATO製381系Njゲージ改軌(趣味のサイト、泰茅轍道へリンクします)


 KATO製DD16 Njゲージ改軌品(オンラインショップへリンクします)

印象・雰囲気重視と、Zゲージレールが使えることを考慮すると軌間6.5mmを採用したほうが効果絶大との結論に至りました。

鉄好は、レールの在る風景に遠地への思いや旅のロマン、ノスタルジアを感じ好むのでは?そして、実物を「見」「乗」「撮」するのですが、何か物足りない・・・そこで、自分の手で触れる事が出来、自由に創造出来る「模型」が存在しているのだと思います。

その欲求に答えるべき鉄道模型はリアル(より実物に近い)であるべきではないでしょうか?
現在の市販模型では、線路軌間とサイズ、車輪厚に違和感があるように思います。
Oゲージ1/45→「Ojゲージ」、HOゲージ1/80→「HOjゲージ」では車両や線路関係は超リアルであるのですが、このサイズでの心象風景再現(レイアウト・ジオラマ・モジュール)にはすべての面で一般的に難しい現状だと思います。
そこで、Nゲージ(1/150軌間9mm)鉄道模型サイズなら安価で数多くのNゲージ関連製品が使用可能ですので、線路関係(Zゲージ線路製品等)と車両の足回改造をお考え頂くだけで、よりリアルな心象風景再現が現実可能となります。

是非とも「Njゲージ」1/150・6.5mmの導入をお勧め致します。

ページ最下部です。ブラウザの閉じるボタンでお戻りください。